「がっこうぐらし!」実写化について思うこと
【実写映画化決定&次号連載再開!!】コミックス累計200万部超、海法紀光(ニトロプラス)×千葉サドルが贈る『がっこうぐらし!』が実写映画化決定!! さらに12月22日(金)発売のきららフォワード2月号から、表紙とともに待望の連載再開!! どうぞお楽しみに!(P) pic.twitter.com/tUSQEjFk5Y
— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) 2017年11月23日
平成29年11月。突如きらら編集部から「がっこうぐらし!」実写化の報がありました。この時点では私はまだ「どのようなキャストになるのか」ぐらいの考えで、特段実写化には否定的な見方はしておりませんでした。
・・・あの時までは。
【続報】『がっこうぐらし!』の実写映画にラストアイドルのメンバーが出演決定!さらに監督は映画『リアル鬼ごっこ』でメガホンをとった柴田一成さんに決定です!新たな媒体で『がっこうぐらし!』がどんな広がりを見せてくれるのか、どうぞお楽しみに。原作コミックスは現在1~9巻発売中です!!(P)
— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) 2017年12月9日
12月のこの報は悪い意味で衝撃でした。キャストは(当時)デビューさえしていない秋元康氏プロデュースの「ラストアイドル」。そして監督は「柴田一成」氏。
監督は「リアル鬼ごっこ」を原作を読まずに製作したとかなんとか。脚本は原作者海法紀光氏であればその懸念はなさそうですが、問題はキャストでしょう。
「ラストアイドル」・・・。何故アイドルにやらせるのでしょうか。どのような形での登場かは明かされていませんが、よっぽどの演技派がいない限りは「ゆき」は絶対に務まらないと思います。なぜなら、ゆきには(原作1~5巻にかけて)他の人物には「見えない世界」や「見えない人」が見えています。アニメでもこの演技は非常に難しかったであろうと思いますが、実写となれば尚更でしょう。演技力がない人には絶対務まりません。なぜブランドを全面に押し出したキャストにしたか残念でなりません。「作品ファースト」の布陣で臨んでいただきたかったです。
また、「アニメ二期」の可能性は予測できないことも残念なことです。
「ラストアイドル」を制作・放送しているのは、テレビ朝日です。映画もテレ朝が関わる可能性が非常に高いでしょう。
テレ朝は深夜アニメをほとんど制作・放送していません。
フジテレビであれば「暗殺教室」、「四月は君の嘘」などを実写化していますが、どちらもTVアニメを放送しています(「暗殺教室」は「がっこうーー」と同じLercheがアニメ制作、「君嘘」はアニメ後に実写)。日本テレビは「デスノート」、「俺物語」などが挙げられ、こちらも二作品ともテレビアニメが実写と合わせて放送されています。
しかし、テレビ朝日は実写化の前例がなく、予測不可能です。これがフジ・日テレであればアニメもかなり期待できたのですが・・・。
テレビ朝日が他局を踏襲さえしてくれれば二期は放送される可能性はもちろんあります。それに期待したいと思います。
どのような展開にしろ、実写失敗により、原作打ち切り展開は一番避けていただきたいです。(某ボカロ学園ものはアニメ後に打ち切られた感が否定できなかったので・・・。)
最後に、アニメ二期を期待し、実写がいい展開になることを祈りつつ、この記事はこれまでにしておきたいと思います。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
(平成30年3月7日16時53分追記 引用追記のため、一時的に削除しておりましたが再び公開しました。ご迷惑をおかけいたしました。)